ワリード兄弟イラク通信
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2011年1月14日金曜日
手記34:弟の決断
武器と家族の女性らの写真は米軍が撮影したものに違いありません。わたしたち罪を被せるためにです。
わずか10分で結論など出せません。
弟アリが志願しました。
わずか10分のことでもこの時のわれわれ兄弟の心情を語るのは苦しいです。
アリは家族の女性と子どもたちを守るために自分の役割を果たすのだと言ったのでした。
アリはまだ17才でした。兄を殺され両親を一度に失ったばかりでした。
翌年10年の判決を受けることになります。
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