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2015年3月18日水曜日

最悪の年とは?

とあるイラク人によると今のISIS絡みの治安悪化よりも2006年が最も危険で最悪な年だったそうです。
あくまでバグダッド中心に住んでいたイラク人の感想です。
もっとも今も危険なことに変わりはありません。

2015年3月4日水曜日

悪化する治安と残してきた家族

家族からの連絡によると昨夜は迫撃砲による村への攻撃が激しくなり家を離れ農園で夜を過ごしたのだそうです。
そして朝からは警察が家にやってきて、それに加えて宗教私兵らによる家宅捜索(侵入)にも家族はおびえているそうです。





ワリードが現在いる南部もシーア派のスンニに対する敵対心が強まり、報復なのか見せしめのためなのか、町のあちこちでスンニ派住民の首がつるされているのを見るのだそうです。

2015年3月2日月曜日

イスラム国(ISIS)の余波

ワリードの住むバグダッド南部はイスラム国の拠点から遠く離れているのですが、安心もできる状況ではないようです。
スンニ派のイスラム国に対抗するためにシーア派民兵の活動が活発化しています。
ワリードの住む村はちょうどスンニとシーアの境界(北がスンニ、南はシーア)になるらしく両派がせめぎあうことになってしまいました。
つい先日も村人17人が拉致され殺害されたそうです。
ワリードは大家族を支えるため単身南部で出稼ぎしています。思うように家族の元に帰れずたいへん不安な日々のようです。