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2015年11月19日木曜日

ワリードからの手紙1:2015年夏イラクから脱出を決断

友人のみなさんへ。
この夏の突然の決断、イラクを脱出し北欧のフィンランドを目指しました。
イラクの治安は悪化しとくにバグダッドそして自分の住む村までも日々危険にさらされるようになっていました。
わたしの村では子どもから大人までの誘拐が頻発し、理由なき殺人、さらに不当な警察による逮捕、その後の音信不通。この一年の間に自分の二人の従兄弟、友人ひとりがそれぞれ別の地域で警官に拘束されました。そして今にいたるまで彼らの消息は誰も知りません。

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