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2009年12月18日金曜日

ワリード家族の状況

イラクの子どもたちの医療支援のためアンマンで活動していた「なかよくする会」の西村さんがワリードの家族と連絡することができました。

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ヨルダンから妹のKに電話をかけましたが、携帯電話のネットがないか圏外もしくは電源が入っていないというアナウンスが続きました。

相手の情況がわからないので、メッセージで「ヨウコがアンマンから電話をかける」と予告して、時間帯を変えて電話をかけました。3日目夜にやっと「ハロー」と返事が返ってくるものの、音が途切れるます。翌日、昼にかけなおすと音声もよく会話ができました。

妹の話では「一族で農場に住んでいる。兄の家族、ワリードの妻と子供、自分たちはそれぞれ家をもっている。同じ敷地内なので、いつも顔を見ているが、みんな元気である」「農場(イコール郊外)にいるので電話の電波が届きにくいのか?」と尋ねると「たぶんそうだろう」とのこと。「治安はよくなったが、電気水道などのインフラはまったくかわらない」と答えでした。「姉の子供は父親がすでに殺されているが元気に育っている(姉の夫はバクーバでシーア派に拉致され行方が知れない。2006年ころ)「ワリードとヤヒヤについてはなんの進展もない。ただ、待つしかない。詳しいことは長兄しかしらない」ワリードが2月ころに釈放されるかもしれないという見込みについて聞くと「具体的なことは明らかでない」日本人たちがみな心配していると伝えると「みなさんに心配してくれてありがとうと伝えてほしい」とのことでした。妹は高校生のとき、がんにかかっているが現時点まで元気そうなのでよかった。

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