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2009年7月19日日曜日

ワリード兄弟救出連絡会からお知らせ

昨年3月以来ワリードとの連絡が途絶えたことで彼と接点のあった支援関係、ジャーナリストなどがこれまでそれぞれのイラクとのチャンネルで彼との連絡を図り消息を知るべき努力をしてきました。断片的にしか届かなかった情報でしたが横の連絡を取りあうことにより今後は情報だけではなく具体的な行動が出来るのではと連絡会を作ることになりました。

それぞれのネットワークで裁判費用・生活費支援のカンパの呼びかけをしていましたい。すでに40名の方々から42万円の寄付をお預かりしています。

ヨルダンで活動していたアラブの子どもとなかよくする会の協力で5月に2400ドル、7月上旬に3000ドルをバグダッドに送金しています。

ヤヒヤ釈放後直接本人との電話連絡を試みましたが通信事情がたいへんに悪く会話は不可能でした。
また弁護士とのやりとりはいわゆる足下を見られる(金持ち外国人と思われるため)、直接の連絡は避けています。これまで何人かのイラク人を通しての交渉でしたが6月よりアンマンで支援の関係者であり長いつきあいのあるヨルダン人薬剤師にワリード家族、弁護士との連絡の窓口になってもらっています。

また、アメリカ軍がイラク政府に対して、拘束されたイラク人の処遇に関する権限委譲を完全に実施せずにいることも、ワリードの拘束をいたずらに長引かせる原因となっています。
通信手段が限られていること、言葉の壁などもあるうえ裁判の制度、アメリカの関与など日本での知識では正確な解釈ができずじゅうぶんなご説明は今後も困難かと思われます。しかし出来る限りの情報を集めお知らせできるよう努力をします。ぜひみなさまのご協力をお願いします。